民謡音楽:惹かれポイント探れば迷宮…

銀の滴降る降るまわりに
金の滴降る降るまわりに

先日触れた、とあるアイヌの弦楽器。
見てより以来、少しずつ。

幾つかゆったり
アイヌ関連の本を読んでおります。

相も変わらず活用するは
図書館のWEB予約。

もうすぐ届くは絵本「アイヌ神謡集」。

読書は日々の愉しみ
どんな世界に出会うやら。。。

民謡音楽に出会った中学合唱部

アイヌの楽器にふれる機会があったことに始まり、現在アイヌ関連の本を幾つか読んでおります(楽器については次の記事にて!)。

その中で、むかしどこかで目にして、きれいな言葉だと印象的だったのが冒頭の文章です。

銀の滴降る降るまわりに
金の滴降る降るまわりに

こちら、言葉の配置が非常にきれいな
「アイヌ神謡集」の冒頭部分。

お伽噺のような世界観で好きな一節です。

私の好きな久石譲さんが編曲アレンジされたなら、一体どこまで美しい曲になるやら。。。!

…と思うのは、これまで素敵な民謡アレンジの曲に出会ったことがあるからです。

民謡の現代版アレンジに惹かれた中学合唱部時代

民謡の現代アレンジの素敵さに気づいたのは、合唱部漬けだった中学生時代。

出場した大会で。
世界の民謡を現代的な合唱曲にアレンジしたものの中に、非常に心惹かれるものが数曲あったのです。

心ときめかせていたのはコダーイやバルトーク、バールドシュたちによるハンガリー民謡(など?)。

まさかの最初から、超絶劇的和音!
こんな和音の組合せ初めてだけれど心動く…!(不協和音の連続を初めて美しいと思ったのも、それらの曲だったかも)

そして歌詞の意味分からないけれど、なぜだか面白く生き生きと映る言葉たち。

大学では、素敵な日本の民謡アレンジの曲にも幾つか出会い、それらの面白さに密かに惹かれた時期もあります。

そんな民謡アレンジ(!?)の惹かれるところを、まとまりもなく、とりとめもなく。つらつらと書いて参ります。。。

…というか、クラシックでもハマった曲はラフマニノフやラヴェル、ドヴォルザークなど割と民族的な香りのする作曲家が多かったです。音楽一家でもなく、ずっとピアノを続けていたのにクラシックを心から楽しめるようになったのは大学に入ってからだったし…

民謡の歌詞の独自性

冒頭の引用  “銀の雫降る降るまわりに〜”  のタイトルは「梟の神の自ら歌った謡」。

フ、フクロウの神の自ら歌ったうた・・・!!

タイトルそのものが、なんて素敵な…!
(好きな世界観。

何というか、私の中では「世界の民謡に出てくる言葉」な雰囲気を纏っている感じがするのです(主観ばかり!笑)。

法則などは分かりませんが、どんな歌詞に「民謡」ぽさを感じるかといえば…

不思議なものや、直球すぎたりどストレートな表現だったり、または言葉遊びのようなものだったり。

かといえば。

ぼんやりと美しい曲の歌詞を探ってみたら、そこには社会の残酷さや人生の哀しさが隠れていたり、二重の意味が込められていたり(直球表現では憚られるものを、暗に歌に込めるというのもあるみたいですね)。

最も、私が知るのはごく一部の民謡だけ。
実際は分かりませんが、西洋歌曲集や現代の邦楽・洋楽とは違う独自の雰囲気を感じるのです。

好きな民謡音階、具体的に好きなのは「どこ」なのか

歌詞のほか、その土地土地独自の特徴ある音階にもかなりトキメク部分があります(大抵、”部分” から入る人)。

・あ、この和音進行…っ!!
・この節回し…っ!!

とは思いつつも、好きな民族音楽の全てにいえるようなパキッと明快!共通点なるものは特定できず…

でも、どこか惹かれるところがある民族音階・音程・和音進行。

挙げてみるなら。
東欧・ロシア(?)・中国・日本・沖縄・アラビアン・ケルト…アンデスとかもか…
※地名なのか国名なのか、形容詞なのかもごた混ぜ分類…。

耳コピ苦手で作曲法や和声も最低限の知識しかないので、例えが乏しいのですが、知っているものをこちらも幾つか挙げるなら(的が違うかもしれない)。

完全4度の連続も東洋的な響きがして好きだし、正統派?クラシックでは禁則な完全5度の連続もかなり好き。ペンタトニック(5音音階)も基本好き。

突如陽の差すピカルディ終止は毎回小さくときめくし、ドリア旋法などの教会旋法も割と好き。だけれどこれらは所謂クラシック。

(しかし大雑把に古典と括ってしまえばこれらもある種、民族音楽…。そして私の楽典と作曲法の知識の限界…!)

「民族音楽」という言葉の不思議?

さらにそもそも論…
「民族音楽」という言葉もなかなかに不思議な言葉だなぁと思えてきます。

アメリカを「新大陸」と呼ぶ不思議と同じ感覚(まぁそこは現代の大多数の ”基準” がどこにあるか考えると、さもありなんとは頭では思いつつ…)。

そしてクラシック音楽も「民族音楽」と考えると、この記事でこれまで私が書いてきた「民族音楽が好き」という言葉も、もはや破綻…。

いや、しかし要は「土の香り」する音楽が好きということなのか・・・??(「土の香り」の定義???一般的なクラシック作曲理論から外れるものすべて???)

(楽器の好みはありますが、ここでは音階や和音のが総合トキメキ度は高そう)。

 

…知識不足もあり話が迷宮入りしてきたので、話を強制まとめすると…
※全然まとめてもおらず、ここで新たな話題を持ち込んで締め始めます…

 

しかし
※何が「しかし」なのかも、もはや謎になってきました…

「民謡」というからには、多くの人が年月をかけて歌い継がれてきたもの。

多くの「人」と「時」を経ているということは、それだけ洗練されてきた、とも言えるのかもしれません(現代ではきっと、消えていった幾つもの民謡もあるでしょうから。。。)。

 

それにしても。
毎回、結論ありきで書いてはおらず、着地点の難しさよ・・・!(結論ありきで書いてもそれはそれで難しそうか…)

さらにはそもそも、冒頭アイヌ神謡集は民謡ではない・・・!

色々まとまらず、パラパラ感よ、あぁすさまじき・・・!

音楽雑記

Posted by madu